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高精度・難加工技術展2019

 

去る9月4日(水)から6日(金)までの3日間、神奈川県のパシフィコ横浜の展示ホールで「高精度・難加工技術展2019」(主催:日刊工業新聞社)が開催された。切削、研削のより高度な最新技術や特殊加工機などを有する企業がおよそ150社出展した。

加工の極限追求と表面処理技術の進化のなか「他者には真似できない難加工」が求められている。静岡県では静岡県中小企業団体中央会・ものづくりセンターがとりまとめ、35社が出展し技術を披露した。

 

株式会社マツダは板厚0.05mmの超微細・超薄板加工に対応する。板厚0.05mmのステンレスの薄板を使用して1mm角のサイコロをフル溶接で製作し展示。展開、プログラム、切断、溶接まで全て社内で一括製造が可能だ。軽量化へのアプローチを提案。

株式会社ジーアクトは非鉄金属を中心とした、小ロット精密切削加工技術と3Dプリンターを使用した提案型の切削加工を展示した。

各種センサ技術を有する株式会社エヌエーは、隙間に設置可能な薄型近接スイッチや液漏れを素早く検出する漏水センサ等を紹介した。

有限会社 雪山シボリは「へらシボリ加工」と「パイプスピニング加工」に特化した技術を有し、プレス化しにくい数量や、鈑金では不向きな丸形状を「シボリ」技術で加工する。

株式会社親和製作所は、板金加工・切削加工・プレス加工・金型製作・組立試験・電気設計・シーケンス設計を一貫生産で提供する。と各社果敢に来場者にアプローチを行った。

この展示会は、洗浄総合展など4つの展示会が同時開催され、3日間で延べ56,000名が来場した。